「治一郎のバウムクーヘン」が誕生したのは2002年。当時のバウムクーヘンは食感がパサパサして少々食べづらいのが一般的であった中、もっとしっとりとして飲み物がなくても美味しく食べられるバウムクーヘンは作れないか、と職人が試行錯誤を重ねました。
そして、100回を超える試作を経てようやく出来上がったのが「治一郎のバウムクーヘン」。彼らのそのひたむきな“ものづくり精神”に敬意を表し、当時の職人の一人の名をとって「治一郎」と名付けました。
治一郎のバウムクーヘン 製造風景
しっとり・ずっしりな
バウムクーヘン
こだわりJiichiro
極上のしっとり感
フォークで切ったときからすでにしっとり感が分かる、しっとりすぎて飲み物がいりません。
ギリギリの火加減で焼き上げるため、職人は“つきっきり”で焼成を行います。
「しっとり」の 理由は、“焼き方”にあり。出来る限り焼き色をつけないように、火加減を調節しながら、うすくレアな層を重ね、しっとり感を損なわないようにしています。
別立て法でふんわり
治一郎のバームクーヘンの「しっとり」に次ぐ特徴といえば、まるでスポンジケーキのような「ふんわり」とした食感。
この「ふんわり」の理由は、手間のかかる作業である別立て法を採用しているから。
卵黄と卵白の持つそれぞれの性質を最大限に活かすこの方法で、ふわふわなバウムクーヘンに仕上がるのです。
“幸せを重ねる”
治一郎が何よりも大切にしているのは、“一歩先の美味しさ”です。
美味しさとは味覚だけでなく、見た目や香り、感触など、五感のすべてを通じて「心」で感じるもの。
大切な人と分かち合う豊かな時間、一緒に過ごす美味しさと楽しさのひととき、日常のささやかな楽しみ・・・
治一郎が、暮らしのなかの“幸せのきっかけ”になれたらと考えています。